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インドでフレックス燃料車量産へ 榎田真奈

マルチ・スズキが公開したハッチバック「ワゴンR」のフレックス燃料者のプロトタイプ NNA撮影
マルチ・スズキが公開したハッチバック「ワゴンR」のフレックス燃料者のプロトタイプ NNA撮影

 インドで2022年12月、日系を含めた自動車メーカー各社がフレックス燃料車のプロトタイプをお披露目した。ハッチバック「ワゴンR」を公開した乗用車最大手のマルチ・スズキは、25年までに小型車でフレックス燃料車を導入する計画を明らかにした。

 インド自動車工業会(SIAM)が開いたイベントで、マルチ・スズキのほか二輪車メーカー7社がプロトタイプを公開した。フレックス燃料車はガソリンに加えてエタノールなどを燃料として走行できる。

 インドではフレックス燃料車の量産が24年末までに始まる可能性がある。地場二輪車大手TVSモーターのラダクリシュナン最高経営責任者(CEO)は、二輪車部門では23年12月に試験走行を実施し、24年末までに量産化を目指すと述べた。

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