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期待のマイクロLEDに韓国サムソン勢も本腰 嚴在漢

サムスン電子の最新鋭マイクロLEDテレビ サムスン電子提供
サムスン電子の最新鋭マイクロLEDテレビ サムスン電子提供

 マイクロ発光ダイオード(LED)市場が熱くなる。2022年に1900万ドルだった同市場は、24年には5億4200万ドル(約694億円)と実に28倍強の規模に膨らむ見通しだ。

 従来のマイクロLEDは、高価なプレミアムテレビやデジタルサイネージなど一部の大画面ディスプレーだけに採用された。量産の限界と価格競争力のため成長性は鈍かったが、これからは仮想現実(VR)や拡張現実(AR)、ウエアラブル機器などに採用範囲が拡大し、需要が増える。

 グーグルは22年5月、VRとAR機器向けマイクロLED技術を開発するベンチャー企業の米Raxiumを買収した。グーグルの市場参入が本格化する見込みだ。

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