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インフレのブラジルで最も値上がりしたのはタマネギ 松本浩治

サンパウロ市内のスーパーマーケットで販売されているタマネギ 筆者撮影
サンパウロ市内のスーパーマーケットで販売されているタマネギ 筆者撮影

 ブラジル地理統計院は1月初旬、公式インフレ指標とされる全国消費者物価指数(IPCA)が、2022年は5.79%になったと発表。4年連続でブラジル政府が定めた目標を上回った。22年のIPCA目標は3.5%で、上限は5%だった。

 22年に最も物価が上昇した上位50品目のうち、35品目は「食品・飲料」グループに属している。最も値上がりしたのはタマネギで、前年比130%増の高値となった。ブラジル南東部のサンパウロ州やミナスジェライス州、ゴイアス州などセ…

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