豪州の教育現場でも“チャットGPT論争” 守屋太郎
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「チャットGPT」を禁止する動きが、豪州の教育現場に広がっている。チャットGPTは、米ベンチャー「オープンAI」が昨年公開した多言語対応の対話型人工知能(AI)アプリ。利用者の質問に対して、AIが回答となる文章を自動生成してくれる。
この回答内容が宿題や小論文に悪用されるとして、1月末までに五つの州政府が学校での使用を禁じた。ただ、学外での使用は防げないため、手書きの宿題に回帰する動きも出ている。一方で共存を探る動きもある。主要州で唯一、使用…
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週刊エコノミスト
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