半導体・EV関連の注目8銘柄はこれだ 今中能夫
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圧倒的な競争力を誇る米国の半導体・EV株を仕込む好機が到来した。(チャート上の見出しはティッカーコード)
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アドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)
CPUでインテル脅かす
パソコン用CPUで市場シェア20〜30%を占める。コストパフォーマンスの良いパソコン用高性能CPUの成長によってインテルを脅かす存在になってきた。ここ数年はクラウドサービス向けサーバー用CPUの「EPYC(エピック)」シリーズが高評価を受けている。
AMDは、パソコン販売の減少局面入りに伴い、2022年7〜9月期から厳しい在庫調整に入っている。この効果でパソコン市場は23年1〜3月期に大底を打ち、その後緩やかに回復すると予想される。クラウドサービス向けもCPU在庫がたまっているため、23年前半に軽い在庫調整を行っているが、23年後半からは再び成長軌道に復帰するだろう。
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週刊エコノミスト
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