ニューヨーク 戻らない昼間人口 冷泉彰彦
有料記事
米国社会は今年春、ほぼ「ポストコロナ」の社会に移行しているが、全米最大の都市であるニューヨークの場合は依然としてコロナ前の状況には程遠い。新型コロナウイルスのパンデミック(感染爆発)期間に閉店したレストランや小売店のシャッターは、その多くがまだ閉じられたままなのだ。
雇用は堅調だ。今年2月に発表されたニューヨーク州の統計では、1月単月で2万3600人の新規雇用が生まれている。そこまで雇用が好調なら昼間人口も一気に…
残り314文字(全文523文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める