山火事頻発のカリフォルニア州 大手損保が住宅保険の新規契約中止 瀧口範子
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米国の中でも「最も住みやすい」とされるカリフォルニア州。豊かな自然が魅力だが、最近は様子が変わってきているようだ。住宅損害保険に携わる保険会社が同州で新たな加入契約をしないと発表し、そのイメージに影を落とす。
新規契約を中止すると5月に発表したのは、同州で20%以上と最大シェアを持つ大手損保「ステート・ファーム」だ。高級住宅を対象にする同業他社も、新規契約の中止をすでに発表している。各社が共通して理由に挙げているのは「山火事リスク…
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週刊エコノミスト
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