新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

経済・企業 THE MARKET

《中国株》利下げと米中対話で反発 李燕

 MSCI中国指数は5月末に反発し、200日移動平均を回復した。中国が予想外に金融緩和に踏み切り、米中関係も改善の兆しがみられ、見直し買いが入った。

 経済指標がさえない中、中国当局は不動産や内需向けに新たな支援策を検討中と報じられた。6月中旬には中国人民銀行(中央銀行)が短期金利や、事実上の政策金利「最優遇貸出金利」の1年物と5年物を相次いで引き下げた。

 米中関係を巡っては、ブリンケン米国務長官が6月18日に訪中し、習近平国家主席とも会談した。途絶えていた米中対話が再開し、相場の支援材料となった。米中首脳会談が早期に実現するかどうかは不明だが、対話を再開したことで中国株のリスクプレミアムを押し下げるだろう。

残り152文字(全文459文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら2ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

12月3日号

経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事