《ドル・円》硬直状態か 山本雅文
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米連邦公開市場委員会(FOMC)は6月13~14日の定例会合で、今後2回の追加利上げを示唆した。市場参加者が期待した利下げの開始時期が後ずれし、ドルを下げにくくしている。一方、日銀は直後の金融政策決定会合で現状を維持した。これら日米の対照的な動きがドル高・円安圧力を強めた。また、1ドル=140円台の水準に対する岸田政権の懸念は昨年9月ほど高くない。為替介入への警戒感が円安を抑制…
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