ニューヨーク名物“窯焼きピザ”に消滅の危機 冷泉彰彦
有料記事
ニューヨークは歴史的にイタリア系移民が多く、そのためにピザが名物料理の一つとなっている。特にレンガなどで作った大型のピザ窯を使用した店は人気があり、ニューヨーク名物にもなっている。そのピザ窯の火が消えるかもしれない。理由は環境問題だ。
ニューヨーク州のホークル知事は、家庭や外食産業のガスコンロが二酸化炭素排出の元凶だとして禁止政策を進めている。現時点で規制対象はガスコンロだけだが、まきや石炭を使用するピザ窯も多く、早晩問題に…
残り324文字(全文539文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める