インドで全国的規模の豪雨被害 中島敬二
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インドでは6~9月の季節風(モンスーン)が降雨をもたらし生活用水や農業用水を賄う。だが、40%を地下水に依存し、人口増加で地下水量は減少している。2018年はモンスーン時の降雨量が少なく、インド国営シンクタンクは21の主要都市の地下水が20年に枯渇する見込みだと発表した。幸いここ数年ある程度の降雨量があり深刻な問題に至っていない。
だが、今年は恵みの雨が悪夢の雨となった。モンスーンが広範囲に長期間の豪雨をもたらし、水害や土砂崩れが起きている。
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