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週刊エコノミスト Online 闘論席

自称被害者を神聖視する冤罪製造機 小林よしのり

撮影 中村琢磨
撮影 中村琢磨

小林よしのりの闘論席

 2019年、群馬県草津町の女性町議が、町長に町長室で「性行為を強要された」と告発した。

 町長は直ちに「事実無根」と強く否定。実際、町長室のドアは常に開放されており、部屋はガラス張りで外から丸見えで、性行為のできるような場所ではないなど、証言には不自然な点が多かった。

 ところがメディアが女性町議の証言だけを、検証もせずワイドショーなどで放送。フェミニズム活動家らが支援に乗り出し、大騒動を巻き起こした。

 地元では女性町議に対する不信感が高まり、さらに町議は町内に居住実績がないことも発覚、リコールされ失職した。ところがこれも「被害を告発したために職を追われた」という話にされ、「セカンドレイプの街・草津」と吹聴され、海外メディアにまで報道されてしまった。

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