プラごみ削減目指す香港 次の標的はテークアウト用プラ食器 松浦広子
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香港のお昼時は、ランチをテークアウトする人をよく目にする。もともとテークアウト文化が進んでいたが、コロナ禍で外食が制限されたことから一層広がった。その一方、使い捨てプラスチック容器やビニール袋などの排出量が増えており、その処理が課題になっている。
香港政府機関の報告書によると、2021年に埋め立てられた香港のごみ(建設廃棄物や化学廃棄物を除く)は415万トンで、うち2割がプラスチックごみだった。香港にはごみ焼却施設がなく、プラスチックを含…
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週刊エコノミスト
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