止まらない不法移民のニューヨーク流入 橋本孝
有料記事
南部国境からニューヨーク市への不法移民の流入がいまだに止まらない。
収容施設はすぐに満杯となり、同市はホテルを借り上げたりシェルターを作ったり学校の体育館を転用したりと、あらゆる手段を尽くしてきた。最近は200カ所以上の緊急避難所を開設するとともに、周辺の郡でも同市を支援すべくホテルなどの借り上げが行われている。だが、それでも足りず路上で寝泊まりする者も現れ、治安と衛生の悪化を招いている。
アダムズ市長は「移民が同じペースで流入し続けると、移民のための費用が今後3年間で120億ドル(約1兆6800億円)を超えるだろう」と述べている。
残り282文字(全文552文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める