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豪州の飲食店でQRコード注文が普及 守屋太郎

スマホで代金を支払う買い物客=シドニーの小売店で(Bloomberg)
スマホで代金を支払う買い物客=シドニーの小売店で(Bloomberg)

 スマホで飲食店の注文と支払いができるQRコード注文サービスで、豪新興「ミスター・ヤム」と「ミー&ユー」の2社がこのほど合併した。合計決済額は20億豪ドル(約1930億円)。QRコード注文は、同様に人件費や注文ミスの削減に資するタブレットに比べ導入コストが低く、POS(販売時点情報管理)情報をマーケティングに活用できる。カジュアルなレストランで普及している。

 筆者もシドニーにオープンした日系ラーメン店で初体験。麺の硬さは画面で選べ、メニューにない「ネギ多め」などの要望も記入でき、感心した。

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