サンパウロ市の公共バスEV化計画は停滞気味 松本浩治
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サンパウロ市は脱炭素化に向けて公共交通バスの電気自動車(EV)化を進めており、2023年9月には50台のEVバスを導入した。市は二酸化炭素(CO₂)の排出量を28年までに50%削減し、38年までにゼロにする目標を掲げている。
現在、市内には1300路線1.2万台の公共バスが走っているが、そのほとんどはディーゼル車だ。市は、再生可能エネルギー事業を展開するイタリア系のエネルX(エックス)社と提携し、総額57億レアル(約1637億円)を投入してE…
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週刊エコノミスト
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