ブラジルは都市でも農地でも頼りは“空の足” 美代賢志
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慢性的な交通渋滞に悩む、ブラジル最大の経済都市サンパウロではヘリコプターが活躍している。2023年時点では、米ニューヨークや東京を上回る410機のヘリが運用されており、市内の1日の離発着は2200回に及ぶ。
一方、広大な農地を抱える地方では農業用航空機の利用が拡大している。全国農業航空組合によると、23年末時点で運用されている農業用飛行機は推定で2600機に上るとみられており、「農業用」としては世界2位という。特に23年は前年比12%増の…
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週刊エコノミスト
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