貧困層に優しいインドの価格 デリー準州は月20リットル以下なら水道料金ただ 土屋泰子
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インドでは、量の多い大袋よりも少量の個装パッケージの単価の方が安い商品がある。インド版コンビニとも言える小さな間取りの個人商店「キラーナー」では、庶民に必要な生活物資がそろい、1回分食べきり、使いきりサイズの商品が所狭しと並んでいる。例えば、スーパーで売られているボトル入りシャンプーは355ミリリットルで249ルピー(1ミリリットル当たり0.70ルピー)だが、キラーナーにあるシャンプーは1回分の4ミリリットルで1ルピー(同0.25ルピー)。単価は約3分の1で、貧…
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週刊エコノミスト
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