シンガポール・マリーナ湾岸で一層の観光投資へ 清水美雪
有料記事
シンガポールの観光名所、カジノ統合型リゾート(IR)「マリーナ・ベイ・サンズ(MBS)」やマーライオンがある湾岸部マリーナ・ベイ地区で、観光活性化策が進んでいる。新型コロナウイルス禍後の観光需要の回復に伴い、観光客のさらなる取り込みに力を入れる。
シンガポール政府観光局(STB)は1月末、MBS、同国の金融大手UOB銀行と提携すると発表。3者はMBSのホテル、小売店、飲食店と連携し、イベントなどを開催する。
第1弾として、春節(旧正月)に合わせて2月中の計6日間にわたりMBSとマーライオンの間に広がるマリーナ湾で1500機のドローンを使った「光のショー」を開催。1回のショーごとに観光客数万人が集まり、今年のえとの辰(たつ)などを表現した演出に歓声が上がった。
残り216文字(全文550文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める