英国王は生前譲位となるか否か 酒井元実
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昨年5月に行われた戴冠式から1年もたっていないなか、チャールズ国王ががんになり治療を開始した。
かねてより前立腺肥大で治療を受けているが、がんがどの部位で発症したか、進行がどの程度かについては発表がない。ただ、市民に姿を現すような公務は当面見送るという。
同国王はすでに75歳の高齢だ。心配されるのは、病状悪化で王としての執務を負えなくなることだ。エリザベス前女王は王女の時分より「生涯をかけて王の身分を全うする」と宣言。日本…
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週刊エコノミスト
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