中国の若者が“没入”する推理ゲーム 高文寧
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中国の若者の間で最近、殺人事件を題材にした推理ゲーム「劇本殺(マーダーミステリー)」が大人気だ。参加者は通常4~8人で、所要時間は2~10時間。参加者全員に脚本と役割が与えられ、脚本に沿って物語の登場人物になりきり、推理して犯人を捜す。オンラインプレーができるアプリも数多く開発されている。
発祥は19世紀の欧米のパーティーゲームといわれているが、中国で独自の進化を遂げている。脚本は昔の中国が舞台で、ゲームに登場する部屋や服装も中国風にアレンジされており、…
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週刊エコノミスト
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