減り続ける韓国の温室効果ガス 原発も寄与 嚴在漢
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尹錫悦(ユンソンニョル)大統領は前政権の原発ゼロ政策を全面的に見直しつつある。韓国では、再生可能エネルギーに季節的な間欠性の問題があるため、持続的な原発運営は欠かせない。
大統領直属の「2050カーボンニュートラル緑色成長委員会」の資料によると、2022年に韓国の温室効果ガスの排出量は前年比2210万トン減の6億5400万トンとなり、10年以降最少。23年も、転換(発電)、産業、建物、輸送の主要4部門で前年比1727万トン減少したと推定され、全体の排出量も最低…
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週刊エコノミスト
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