新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

マーケット・金融 グラフの声を聞く

米国で起きた利下げ後の金利上昇が意味するもの 市岡繁男

 9月18日に開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)は、翌日物金利(FFレート)の引き下げを行うと同時に、2025年末のFFレート予測値を3.4%と発表した。経済が同委員会の予測通りに推移するなら、向こう15カ月間で累計200ベーシスポイント(bp)の利下げが実施される。だが金融市場はその予測を真に受けていない。

 まず株価だが、FOMC発表の前日から10月7日にかけて、米ナスダック総合指数は3.1%上昇したが、米ダウ工業株指数は1.1%の上昇にとどまる。小型株主体で金利低下の恩恵が大きいはずのラッセル2000は0.5%のマイナスだ。

残り364文字(全文633文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら2ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

11月26日号

データセンター、半導体、脱炭素 電力インフラ大投資18 ルポ “データセンター銀座”千葉・印西 「発熱し続ける巨大な箱」林立■中西拓司21 インタビュー 江崎浩 東京大学大学院情報理工学系研究科教授、日本データセンター協会副理事長 データセンターの電源確保「北海道、九州への分散のため地産地消の再エネ [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事