パナソニックは「買い」か「売り」か 日立、ソニーに続く復活の試金石 浜田健太郎・編集部
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日本の株式市場は今年2月、34年ぶりにバブル後の高値を更新し、7月には日経平均株価が4万2000円台と史上最高値を更新するなど、久しぶりの投資ブームに沸いている。そうした中、ある投信会社の経営者は、パナソニックホールディングスの動向が気がかりだ。「投資を決定する際の社内議論で、もっとも話題に上るのがパナソニック。『買い』か『売り』か意見が割れる銘柄」と話す。「株価がこれだけ出遅れているのにまだ目覚めない。一方で、これだけ株価が低迷しているから何かするだろうという期待もある」と葛藤を語る。
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