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開業1年の台北ドーム 台湾観光の起爆剤に 林哲平

間もなく開業1年を迎える台北ドーム。東京ドームより天井が高く広々している(黄冠傑撮影)
間もなく開業1年を迎える台北ドーム。東京ドームより天井が高く広々している(黄冠傑撮影)

 台湾初のドーム型野球場「台北ドーム」(台北市信義区)がオープンして間もなく1年になる。野球だけでなく大型イベントも相次いで開かれており、レジャー産業の起爆剤になっている。

 台北ドームは1990年代から建設の要望が高まり、2011年に正式着工した。雨に悩まされてきた台湾プロ野球界の悲願だったが、工事の不備が相次いで発覚したことなどから完成は大幅に遅れ、23年12月にやっと開業にこぎ着けた。

 野球場としての収容人数は4万人を超え、プロ野球の公式戦のほか、11月には日本など強豪国が参加する国際大会「プレミア12」も開かれた。

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