ガザやウクライナなど国際情勢を諜報活動の面から解説 孫崎享
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私は今、スパイの本を書いている。1966年に外務省に入り、ロシア語研修のため、英国陸軍学校に入った。13人の生徒の中にマイケル・オブ・ケント王子と英国情報機関MI6副長官になったAがいた。マイケル王子の父はフリーメーソンの英国ロッジ・グランドマスターであった。
私はロシア、イラク、イランで勤務したが、情報収集活動をすれば各国のスパイと重なる。外務省では、情報調査局(名称は時代によって変遷)の事務官、課長、局長を務めたが、ここでも各国の情報機関の人々と会っており、それらをまとめて本にしようとしている。
したがってスパイの動きには、通常の人以上に関心を持ってきた。
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