国際・政治 ワールドウオッチ

ニューヨーク市警の署長が女性警官に性的行為の代償として高額手当 橋本孝

地下鉄への常駐など警察官の残業代は膨らむ一方 (Bloomberg)
地下鉄への常駐など警察官の残業代は膨らむ一方 (Bloomberg)

 ニューヨーク市警察(NYPD)の署長が、性交渉と引き換えに時間外手当を過剰に支払っていたという不祥事が昨年12月上旬に発覚した。女性警官が告発し、署長は女性警官にオフィスの中で繰り返し性的行為を強要。代償として高額の時間外手当の申請を承認していたという。

 彼女は事務担当で現場や緊急事態に対応していなかったが、1600時間もの残業を申請。彼女の年収は市警察の最高額となり警察長官の年収をはるかに上回…

残り363文字(全文563文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

1月28日号

AIもフル活用! 税務調査&相続税対策16 データ電子化で即座に判明 「無申告」捕捉の精度向上■谷道健太19 AIの積極活用 申告漏れ可能性高い先を選定 収集情報や調査データで学習■泉絢也21 ネットの副業 SNSの宣伝、中古品転売……無申告がバレれば重たいツケ■植村拓真25 所得税の不正還付 申告 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事