リーマン・ショック10年 キーワードで振り返る 100年に1度の危機の深層 「低体温経済」の常態化=小玉祐一
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「100年に1度」とも称された金融危機、その象徴的なイベントであるリーマン・ショックから、はや10年が経過した。当時の金融市場は、世界経済が崩壊の瀬戸際にあるとの恐怖感に覆われていたが、米国政府・中央銀行の綱渡り的な危機対応もあって、米国経済は早期にリセッション(景気後退)を脱却、足元まで9年以上にわたり回復期が続いている。
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