経済・企業グローバルマネー

本質に踏み込めぬ日銀の政策修正

    黒田東彦日銀総裁(左)と麻生太郎財務相。異次元緩和の副作用は頭痛の種だ(Bloomberg)
    黒田東彦日銀総裁(左)と麻生太郎財務相。異次元緩和の副作用は頭痛の種だ(Bloomberg)

     日銀が7月30、31日の金融政策決定会合で表現などの修正はあったものの、金利誘導目標を据え置いた決断には伏線があった。「日銀が現行政策の副作用の蓄積に対応して金利誘導目標に修正を加える」との一部報道に反応し、10年国債利回りが急上昇。これに対し、日銀は固定利回りで無制限に国債を買い入れる「指し値オペ」を発動した。指し値オペは日銀が金利水準への考えを変えていないことを市場に宣言した形だ。

     日銀が2013年4月に異次元緩和に踏み切ってから5年以上が経過した。二つの柱は、「国債」と「日本株指数連動型ETF(上場投資信託)」の買い入れだ。

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