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緩和縮小に踏み出す日銀に二つの追い風

    リフレ派や官邸をにらみ、日銀は緩和縮小にどこまで踏み込むのか
    リフレ派や官邸をにらみ、日銀は緩和縮小にどこまで踏み込むのか

    7月に長期金利の変動幅の拡大を許容し、イールドカーブ・コントロール(長短金利操作)の柔軟化を図った日銀に対し、長期金利の上昇圧力の減退と株価上昇という二つの追い風が指摘されている。「静かなテーパリング(緩和縮小)」に入ったとみられる日銀にとって、この追い風に乗って、金融緩和の出口に向かってアクセルを踏み込めるかが注目されている。

     長期国債の年間80兆円の購入目標などを形骸化したことで、日銀がテーパリングにかじを切ったとの見方がある。しかし、金融政策の最大の転換点は、今年4月にインフレ目標の達成時期を削除したことであると筆者は考える。

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