教養・歴史アートな時間

舞台 秀山祭九月大歌舞伎 初代の得意演目「河内山」「俊寛」 当代吉右衛門が芸の真髄を見せる=小玉祥子

    『平家女護島』俊寛僧都(右)=中村吉右衛門 松竹提供
    『平家女護島』俊寛僧都(右)=中村吉右衛門 松竹提供

    明治、大正、昭和の歌舞伎を牽引(けんいん)した名優初代中村吉右衛門を顕彰する「秀山祭(しゅうざんさい)九月大歌舞伎」が、9月26日まで東京・歌舞伎座で催される。初代の芸を受け継ぐ当代吉右衛門が、昼は「河内山」、夜は「俊寛」と初代が得意とした演目を務め、当代の芸の真髄が味わえる公演となった。

    「河内山」は河竹黙阿弥(かわたけもくあみ)作「天衣紛(くもにまごう)上野初花(うえののはつはな)」の一段。講談をもとにした世話物で、悪人ながら、才知に優れ、度胸のあるお数寄屋坊主(江戸城で将軍や大名の世話をする僧)の河内山宗俊が主人公。

     質屋の上州屋の娘、浪路は、大名の松江家で腰元奉公をしている。婚約者がいる浪路が、松江侯に言い寄られ…

    残り932文字(全文1245文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,000円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    9月3日号

    絶望の日韓16 「次は自動車」焦る韓国 戦後最悪いつまで ■浜田 健太郎19 インタビュー 申ガク秀 元駐日韓国大使 “法の日本”と“正義の韓国”の妥協点 「韓国政府と日韓企業で徴用工補償を」20 徴用工問題の本質 植民地支配の “清算”に変化 ■浅羽 祐樹22 韓国社会の意識 摩擦招いた道徳的“正 [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    最新の注目記事

    ザ・マーケット