経済・企業グローバルマネー

内向きのFRBが世界最大の不安定要因

    FRBの金融政策は、新興国にとって「意図しない引き締め効果」をもたらしている(Bloomberg)
    FRBの金融政策は、新興国にとって「意図しない引き締め効果」をもたらしている(Bloomberg)

    金融引き締めはもともと「遊びの大きいブレーキ」と言われ、効果が表れるまでに通常半年から1年かかると見られている。しかも、2015年12月から開始した米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げや、昨年10月から開始した保有資産の段階的圧縮は、FRBによると金融政策の「正常化」、つまり段階的に緩和を解除していく段階で、利上げはしても依然として緩和的だ、と認識される。だから景気やインフレを抑制するような引き締め効果は、はなから期待していないことになる。

     しかし、FRBの認識がどうであれ、蛇口全開の状況から蛇口を絞るようになった点で、これは引き締めへの…

    残り861文字(全文1134文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,000円(税込み)が、今なら特別価格980円(税込)

    2019年3月末までのお申し込みで6カ月間は特別価格でご提供

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    3月5日号

    大変調 企業決算22 牙むく「トランプ砲」 標的は自動車と為替 ■浜田 健太郎24 注目セクター 1 自動車 米中2大市場の減速、固定費増、日米貿易摩擦の三重苦 ■遠藤 功治26        2 エレクトロニクス 半導体「超好況」終息、調整局面へ ■石野 雅彦28        3 機械 下方修正 [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    最新の注目記事

    ザ・マーケット