インド オンライン食品配達、政府が規制強化=成田範道
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インド政府食品安全基準局は7月初め、飲食店の食品配達を仲介するオンライン食品配達大手10社に対し、同局が発行する飲食業の免許を取得していない店の取り扱いを中止するよう指示した。オンライン食品配達は顧客がスマホのアプリを通じてレストランの食品を注文し配達を受けられるサービス。電子商取引(EC)の中でも特に成長著しい分野で、米配車サービスのウーバーなど他業種からの参入もあるほどだ。
ところが9月に入り、最大手で先駆的存在のスウィッギーと、レストラン情報サイトを兼ねるゾマトが相次いで無免許飲食店の取り扱いを中止すると発表。両社はすでにインドEC業界有数の大企業に成長している。
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週刊エコノミスト
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