サウジアラビア アラムコ上場延期も代替の資金調達=アンドリュー・ウェザオール
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サウジアラビアのムハンマド皇太子は昨年、総額5000億ドル(55兆円超) を投じ、ヨルダン・エジプト国境に近い紅海沿いに新都市「ネオム(NEOM)」を建設する巨大プロジェクトを発表した。資金調達では、公的投資基金(PIF)が中心的な役割を果たすとみられている。
当初、ネオム建設や経済改革計画「ビジョン2030」の推進には、主に国営石油会社サウジアラムコのIPO(新規株式公開)による売却資金が充てられると予想されていた。しかし、今夏、IPOの無期延期が報道された。理由については…
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