テクノロジー特集

サムスンが半導体世界覇権 落日インテル、正念場の日本勢=大山聡 最強!ニッポン電子部品

 2017年は、世界半導体市場で25年間首位の座を守ってきたインテルが韓国サムスン電子にその座を明け渡した年であった。メモリー市場が前年比60%成長、それ以外の市場は10%成長、半導体全体では20%成長というメモリー偏重な動向が首位交代を引き起こしたが、18年もメモリー市場は引き続き好調に推移。年後半になってから天井を打った感は否めないが、サムスンの2連覇はほぼ確実な見通しである。

残り1876文字(全文2068文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

4月30日・5月7日合併号

崖っぷち中国14 今年は3%成長も。コロナ失政と産業高度化に失敗した習近平■柯隆17 米中スマホ競争 アップル販売24%減 ファーウェイがシェア逆転■高口康太18 習近平体制 「経済司令塔」不在の危うさ 側近は忖度と忠誠合戦に終始■斎藤尚登20 国潮熱 コスメやスマホの国産品販売増 排外主義を強め「 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事