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独バイエルン州議会選挙 政権与党のCSU大敗 メルケル政権に大きな打撃=森井裕一
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独産業の一大中心地バイエルン州で10月14日に実施された州議会選挙は、政権与党であるキリスト教社会同盟(CSU)が大敗する結果となった。CSUはメルケル政権を支えるキリスト教民主同盟(CDU)の姉妹政党でバイエルン州のみに存在する。第4次メルケル政権はCDU、CSUと社会民主党(SPD)からなる大連立政権であり、CSUの敗北はメルケル政権にとって大きな打撃となった。
CSUはバイエルン州において、一時期を除いて政権をほぼ常に単独で担ってきたが、今回の選挙の得票率は37・2%と前回の選挙から10・5ポイントも減り、連立を組まなければ政権を維持できない事態となった。
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週刊エコノミスト
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