話題の本 『それでも強い日本経済!』『未来をはじめる』『仕事と家庭は両立できない?』『ぼくが子どものころ、ほしかった親になる。』
有料記事
『それでも強い日本経済!』 エミン・ユルマズ著 ビジネス社 1500円
人口減少を理由に悲観に傾く日本人をトルコ人目線でポジティブ思考に変える本だ。その根拠は2014年のウクライナ危機に始まった新冷戦。米中貿易戦争に発展した新冷戦で、日本の重要性は格段に高まり、成長セクターの東南アジアに近い日本がその果実を手にできるという。ただし、大きく早く変化する時代でバラ色の道筋を説くわけではない。日本企業の官僚体制と既得権が日本の根深い問題と指摘。悲観報道も国民の活力を奪うと警告する。(M)
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週刊エコノミスト
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