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教養・歴史 特集

古都の挑戦 INTERVIEW デービッド・アトキンソン氏 小西美術工藝社社長 インバウンド拡大へ投資戦略描け

『新・観光立国論』の著者で、国宝や重要文化財を修復する小西美術工藝社社長を務めるデービッド・アトキンソン氏に、京都観光の課題と可能性を聞いた。(聞き手=小島清利・編集部)

── 京都のインバウンド(訪日外国人旅行客)の数が順調に拡大している。

■日本の人口減少や少子高齢化の影響で、国内の観光客数の伸びは期待できない中、インバウンドを獲得していくことは重要だ。日本政府が観光戦略に本腰を入れた効果が出ている。しかし、世界の観光都市と比較するとまだまだ少ない。

── インバウンドが急速に拡大すると、受け入れ側が持つ宿泊施設や交通機関などのキャパシティーを超えるのでは。

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