新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

マーケット・金融 グラフの声を聞く

女性が働くと肉の消費が増える?=市岡繁男

 家計調査報告には衣食住のあらゆる支出金額が記載されている。興味深いことに、魚の消費額はずっと減っているのに対し、肉のほうは2013年から急増し消費額が逆転しているのだ(図1)。その理由として三つの仮説を立ててみた。

 一つ目は消費者の嗜好(しこう)の変化。魚の消費額が減少している状況をみると、魚離れという傾向はありそうだ。だが、これは肉の消費額が13年から急増したこととは無関係だ。日本では加齢とともに肉から魚に好みが変…

残り318文字(全文529文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら2ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

12月3日号

経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事