経済・企業コンビニ最終決戦

躍進する調剤併設ドラッグ 高齢化と低価格で強み=鈴木孝之

    調剤併設型ドラッグストア。駐車スペースや店舗がコンビニに比べて広めだ。(業界最大手ウエルシアの店舗=千葉県柏市)
    調剤併設型ドラッグストア。駐車スペースや店舗がコンビニに比べて広めだ。(業界最大手ウエルシアの店舗=千葉県柏市)

     小売業で最大の注目業態は調剤薬局を併設したドラッグストアだ。超高齢化社会の到来で、老人ホームや患者の自宅に出向く「在宅調剤」のニーズが増えることが確実で、薬のほかに日用品や食品も届ける新たな商売の流れをつかむことができる。コンビニに比べ商品の価格が安い点も強みだ。ラストワンマイルの商圏に強みを持つコンビニは今後、守勢に回ることになるだろう。

     全国の調剤薬局約5万9000店のうち、上場するドラッグストアチェーンの併設薬局と調剤薬局専業を合わせた店舗数のシェアは13%程度だ。家族経営の零細な調剤店が多く残っているが、今後は家業的な調剤薬局の経営は成り立ちにくくなるだろう。

    残り2185文字(全文2473文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,040円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    3月9日号

    最強の米国株&経済16 ダウ3万8000ドルの声も 「買い参戦」する日本の個人 ■市川 明代/白鳥 達哉18 米国株 注目の30銘柄 宇宙旅行やアフリカ版「アマゾン」 ■岡元 兵八郎21 まだある注目銘柄 身近なアップル、ディズニー 国策のテスラやネクステラ ■佐藤 一樹25 ネット証券で買う 定額 [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    おすすめ情報

    最新の注目記事