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日中歴史共同研究の成果 誠実に反映した信頼の書=井上寿一

     日本人の平均的な感覚として、日本は先の大戦でアメリカに敗けたのであって、中国に敗けた実感がないのではないか。そうだからこそ日中間には依然として日中戦争をめぐる認識のギャップが存在する。認識のギャップは日本国内でも埋められないままになっている。日中戦争をめぐる国際的・国内的な認識のギャップはどうすれば埋めることができるのだろうか。

     重要な手がかりとなるのが北岡伸一・歩平編『「日中歴史共同研究」報告書 第2巻 近現代史篇』(勉誠出…

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