中国株 「内憂外患」で上値重く=王申申
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中国の株式市場を取り巻く環境は内憂外患で厳しく、2019年は上値の重い展開が想定される。
中国国内の経済成長の鈍化と企業の減益見通しが相場の重しとなるだろう。政府主導の債務圧縮により金融環境のタイト化が進み、中小企業の債務不履行や資金繰りの悪化が続いている。また景況感や消費者マインドの低下により、投資や消費需要は当面、下落傾向が続き、19年の実質GDP成長率は、前年比0.4ポイント減の6.2%前後に鈍化する見通しだ。法人減税の拡大が見込まれるものの、足元の企…
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週刊エコノミスト
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