視界不良地帯2 北朝鮮 「非核化」で米朝すれ違い=宮本悟
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トランプ米大統領は2018年12月1日、第2回米朝首脳会談について19年1月か2月に行われる公算が大きく、米朝両国は三つの候補地を検討中であることを明らかにした。
トランプ氏が第2回首脳会談の展望について語ったのは、これが初めてではない。18年9月24日、トランプ氏は首脳会談の日時と場所について「かなり近いうち」に発表すると発言した。
だが、それから3カ月以上たっても首脳会談の日時と場所は発表されていない。これは、米朝関係と非核化が大きく後退したことを示している。トランプ政権の間は、米国は北朝鮮との対話を続けようとするであろうが、非核化の進展はあまり期待できないだろう。トランプ政権後には、米朝は元の緊張関係に戻っていくと思われる。
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週刊エコノミスト
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