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週刊エコノミスト Online ワイドインタビュー問答有用

「何としても無事に地球に帰還させたい」 吉川真=「はやぶさ2」ミッションマネージャ 問答有用/726 

「親に望遠鏡を買ってもらい、1人で月や惑星を眺めていた子どもでした」 撮影=富安京子
「親に望遠鏡を買ってもらい、1人で月や惑星を眺めていた子どもでした」 撮影=富安京子

 太陽系第3惑星・地球が誕生して約46億年。生命はいつどこで、どのように生まれたのか。その謎を解くため、小惑星探査機「はやぶさ2」のミッションマネージャとして、熱い戦いが続いている。

(聞き手=冨安京子・ジャーナリスト)

吉川 打ち上げから地球帰還まで、衛星や搭載された観測装置を正常に維持し作動させて、目的を遂行すること、探査機の軌道を推定するのが主な任務です。その軌道をもとに今後、どう探査機を運用するかの計画を別の専門グループが立て、さらに別のグループがそれに適したコマンド(命令)を作成し、最終的なコマンドが衛星に送られます。

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