教養・歴史書評

『評伝 小室直樹 上巻 学問と酒と猫を愛した過激な天才 下巻 現実はやがて私に追いつくであろう』 評者・田代秀敏

    著者 村上篤直(弁護士) ミネルヴァ書房 上下巻 各2400円

    「過激な天才」の生涯を描ききる渾身の評伝

     上下2巻、本文1364ページの大作だが、最後まで一気に読まされてしまう。希代の「過激な天才」であった小室直樹(1932~2010年)の疾風怒濤(どとう)の生涯を、周到な取材に基づき、細部に至るまで徹底的にリアルに描いているからである。

    『ソビエト帝国の崩壊』(80年)を契機に華々しい言論活動を行う以前の「知る人ぞ知る天才」であった頃か…

    残り958文字(全文1177文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,000円(税込み)が、今なら特別価格980円(税込)

    2019年3月末までのお申し込みで6カ月間は特別価格でご提供

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    1月29日号

    負けない投資信託201916 相関低い資産を組み合わせ 「リスク管理型」も選択肢 ■篠田 尚子好成績投信2社に聞く「顧客本位」の本質20 インタビュー コモンズ投信社長 伊井 哲朗 「長期運用にコミット、とにかく情報開示」21        セゾン投信社長 中野 晴啓 「『買って持ち続ける』ため直販 [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    最新の注目記事

    ザ・マーケット