教養・歴史歴史書の棚

歴史書の棚 渡来氏族と神社草創 新たな視点で見る日本史=今谷明

    『寺社が語る秦氏の正体』 著者:今谷 明
    『寺社が語る秦氏の正体』 著者:今谷 明

    渡来人(帰化人)と神社草創の関係は、古代史に限らず興味深い問題である。評者のように京都で生まれ育った者には、秦氏(はたうじ)と松尾神社、賀茂氏(かもうじ)と賀茂神社など子供時代からなじみ深いものだった。下鴨神社など小学生の頃から境内の森で暴れ回っていたが、国宝社殿である賀茂社すら“金欠神社”の例にもれず、境内に高級マンションを経営してしのいでいるというから驚かされる。

     関裕二著『寺社が語る 秦氏の正体』(祥伝社新書、860円)は、専門家の著作ではないが、秦氏を素材に…

    残り714文字(全文949文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,000円(税込み)が、今なら特別価格980円(税込)

    2019年3月末までのお申し込みで6カ月間は特別価格でご提供

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    3月26日号

    為替でわかる世界経済20 ドル・円の膠着生む 米1強とリスクオフ ■大堀 達也22 割安で放置されるドル 進まない円安 ■高島 修24 予想実質金利が示す円高進行 ■内田 稔26 「1ドル=114円」程度まで円安は進む ■佐々木 融28 為替予想で覚えたい プロが重視する5つの指標 ■市川 雅浩  [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    最新の注目記事

    ザ・マーケット