国際・政治ワシントンDC

トランプ政権案でも額不足? 劣悪インフラは積年の課題=川上直

     ワシントンDCでの生活を始めて驚いたことは、当地の道路事情であった。車で走っていると、道路がガタガタで、走行中に車が大きく揺れる。見れば、アスファルトのいたるところに穴が開いているし、突起物もある。道路整備不良が原因と思われるタイヤのパンクも経験した。これが世界一の先進国の、しかも首都の道路なのかと大変驚いた。当地の人々は慣れているのか、あるいは諦めているのか、あまり意に介していない様子だが、日本だとまず考えられない話である。

     実際、米国のインフラ整備の状況はどうなっているのだろうか。全米土木学会が4年ごとにインフラ整備状況を評価する「インフラストラクチャー・リポート・カード」という公表データがある。航空、橋、水道、港湾、鉄道、道路、学校など国内のインフラを16の分野に分けて、AからDまでの評価を付している。直近のものは2017年の評価であるが、それによると16分野のうち最も高いのが鉄道のB評価(良好)である。

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