教養・歴史書評

同名同期刊の珍事? 「乱」の復元を読む=今谷明

     呉座勇一氏の『応仁の乱 戦国時代を生んだ大乱』(中公新書、900円)が爆発的に売れて以来、中世の戦乱ものの本が多く出されている。昨年12月には坂井孝一著『承久の乱 真の「武者の世」を告げる大乱』(中公新書、900円)が、先月には本郷和人著『承久の乱 日本史のターニングポイント』(文春新書、820円)が相次いで上梓(じょうし)された。奇観というべきか、珍しい事態である。

     出版期日がわずか1カ月の差であるから、お互い、示し合わせて執筆されたものか、あるいは偶然の結果か、…

    残り709文字(全文945文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,000円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    4月30・5月7日合併号

    7月施行 使いこなす!相続法&税16 大きく変わる相続のカタチ 自宅贈与は税金にも注意 ■加藤 結花/下桐 実雅子相続法編18 もめる遺言、もめない遺言 自筆証書は「遺留分」の考慮を ■小堀 球美子21 使い込みトラブル 4パターン解説 で対処 ■大神 深雪23 いらない“負”動産 国庫帰属させる相 [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    最新の注目記事

    ザ・マーケット