映画 ねことじいちゃん 動物写真家、岩合光昭氏が初監督=野島孝一
有料記事
猫と島民との心温まる交流を描く
空前の猫ブームだと言われる。犬よりも猫の飼育数が上回ったという。犬に比べ猫の方が散歩させなくてすむので、高齢者などには飼いやすいとか、いろいろ言われている。猫はなかなか飼い主の言うことを聞いてくれないが、そこがいいという人も多い。ただ猫の姿を見ているだけでいいという人たちは、写真集を買う。その代表格が動物写真家の岩合光昭氏によるものだ。
その岩合氏が映画初監督に挑んだ。「ねことじいちゃん」の原作は、ねこまきによる同題の漫画だ。売れに売れて35万部のベストセラーになった。島で暮らすおじいさんと猫ののんびりした交流は、現代人に安らぎをもたらす。実写映画化の監督が岩合氏に持ち込まれた。
残り791文字(全文1100文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める