教養・歴史アートな時間

映画 ねことじいちゃん 動物写真家、岩合光昭氏が初監督=野島孝一

2018「ねことじいちゃん」製作委員会
2018「ねことじいちゃん」製作委員会

猫と島民との心温まる交流を描く

 空前の猫ブームだと言われる。犬よりも猫の飼育数が上回ったという。犬に比べ猫の方が散歩させなくてすむので、高齢者などには飼いやすいとか、いろいろ言われている。猫はなかなか飼い主の言うことを聞いてくれないが、そこがいいという人も多い。ただ猫の姿を見ているだけでいいという人たちは、写真集を買う。その代表格が動物写真家の岩合光昭氏によるものだ。

 その岩合氏が映画初監督に挑んだ。「ねことじいちゃん」の原作は、ねこまきによる同題の漫画だ。売れに売れて35万部のベストセラーになった。島で暮らすおじいさんと猫ののんびりした交流は、現代人に安らぎをもたらす。実写映画化の監督が岩合氏に持ち込まれた。

残り791文字(全文1100文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

4月30日・5月7日合併号

崖っぷち中国14 今年は3%成長も。コロナ失政と産業高度化に失敗した習近平■柯隆17 米中スマホ競争 アップル販売24%減 ファーウェイがシェア逆転■高口康太18 習近平体制 「経済司令塔」不在の危うさ 側近は忖度と忠誠合戦に終始■斎藤尚登20 国潮熱 コスメやスマホの国産品販売増 排外主義を強め「 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事