テクノロジー治る バイオ薬&遺伝子・再生医療

再生医療最前線2 臓器のもと作るヘリオス社 急性期の脳梗塞も注目分野=繁村京一郎

    (出所)野村證券作成
    (出所)野村證券作成

     肝臓などの臓器の「もと」を作り出し、患者の体内で育てて、機能を改善させようという研究開発が進んでいる。

     再生医療ベンチャーのヘリオスは、iPS細胞を使って、目の病気である加齢黄斑変性の臨床試験の準備を進めているほか、後述するように脳梗塞(こうそく)の臨床試験を実施中である。これに続く「第三の矢」が、臓器のもとである「臓器原基」を作る研究開発だ。この再生医療は、臓器原基を患者に移植することで、生体内で機能する臓器に生育させる治療法である。

     臓器原基の作成方法はこうだ。iPS細胞から作られた、肝細胞や腎細胞に変化できる臓器の前駆細胞を、細…

    残り1047文字(全文1318文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,040円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    1月28日号

    自動車革命で伸びる会社16 次の10年で決まる 新市場の勝者と敗者 ■大堀 達也/村田 晋一郎20 EV・自動運転で勝つ半導体 INTERVIEW デンソー 川原伸章 デンソー先端技術研究所長/エグゼクティブフェロー 「トヨタと相乗効果出す」21                    NVIDIA [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    おすすめ PR

    最新の注目記事

    ザ・マーケット